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 嘉手納図面(4)嘉手納ラプコン 2007/7/17
          
 嘉手納ラプコンとは1972年以降、沖縄返還協定に基づき沖縄周辺のFIR(飛行情報区)全域の航空管制業務を米軍が継続する権限を付与した暫定的な処置を根拠にしている。(左は嘉手納ラプコンの概念図) ◆現在、日米両国政府の合意により民間機の管制業務を日本側に引き渡すという方向で嘉手納基地内において日本側管制官の訓練が実施中であるが実質的には嘉手納ラプコンの米軍コントローラーの権限の下で民間機の管制業務を行う事になり米軍側の都合で制約を受ける為に現状と大差無い結果となろう。結局は米軍コントローラーの負担を軽減して米軍機の運用効率を向上させるのが目的であろう。
1999年11月11日午後3時から27時間余の間、嘉手納ラプコンの故障により民間機の運航が混乱し最長8時間も乗客が機内に閉じ込められる事態を生じた。那覇空港への着陸が困難となって嘉手納基地内に着陸した民間機の乗客は基地内が米国施設の為に機外に出る事を許可されず嘉手納ラプコンの機能が回復し那覇空港に改めて着陸するまでの間、機内に待機する事を余儀なくされたのである。
◆那覇空港の管制区域は半径5km高度2000フィート(600m)の範囲に限定され、それ以外の全ての空域が米軍の管制下にある。従って、この区間は低空飛行となって乱気流の影響を受け易く、離発着のダイヤが過密な上に自衛隊戦闘機との共用でニアミスの危険性が高く管制業務には細心の注意が求められる状況である。
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